RFIとRFPの違いをざくっと解説

さて、会社で導入するRPAのソフトを調べなきゃな・・・。RFIをメーカーに送って情報をもらおう。

あーるえふあい?RPAロボットの親戚でござるか?

違いますよ。RFIは「情報提供依頼書」というもので、RPAとは無関係です。

IT用語には同じような英文字が多いでござるよね・・・

そうですね。ちなみにRFPという言葉もあって、混同されやすい言葉もあります。

ややこしいでざるうぅぅぅ!

このような言葉を一つずつ知っておくと、情報技術者試験で役に立ちます。また、実務でも営業やITを導入する企業などで、良く使う言葉なので知っておきましょう!

辛いでござるが、よろしく頼むでござる・・・

RFI(情報提供依頼書)とは?

ざくっと図解「RFI」

RFIは、ざくっと説明すると「メーカーなどに情報を貰いたい!」時に制作するものです。

情報というと、何かやばい情報をこそっともらうでござるか?

いえいえ、むしろ堂々としてると言ってもいいです。
世の中にはいろんなサービスやシステムがあります。そういった情報を製造元から情報を貰うんです。

でも、最近のそういう情報って、ネットでめちゃくちゃ公開されてる印象があるでござる。

それが案外そうでもなかったりするんです。

ニッチな分野の製品だと、一般ユーザーが購入しない物などもあって、そういうのはネットでは情報が得られなかったりします。

なるほどでござる。RPAでもサーバー型の大規模な製品だと情報が出て来ないでござるね。

また、場合によっては一般公開していないお試し版を使わせてもらったりできる場合もあります。(実体験)

RFP(提案依頼書)とは?

ざくっと図解「RFP」

一方で、似た言葉であるRFPは「こういうシステムを作りたい(欲しい)から、見積もりと具体的な進め方を提案してね」という感じのものです。

なんでそんなことをするでござるか?

勤める企業がシステム開発であっても、自社で作るかどうか?技術的に専門会社に任せた方がいいか?ということが出てきます。

そんな時に、こういったことを実現したいから作るのを手伝って欲しい(最終的に発注するよ)ということで、提案の依頼をしてもらうんですね。

ちなみに、複数の会社に依頼するようでござるが、やっぱり金額が安いところに発注するでござるか?

そうとも限りません。実現できる機能、いつまでに構築できるか、過去の実績はどうなのかという感じで、総合的に判断します。

じゃあ、RFPを発行する会社も、しっかりとした管理が求められるでござるな。

私が実務でRFPとRFIを作ったときのエピソード

では、実際にRFPとRFIをした時の個人的な体験を書こうと思います。

RFI(情報提供依頼書)

  •  ニッチな分野の情報は本当にネットに載ってない
    (大規模な企業でのみ使うツールなど)
  • 試用版や体験版のようなものを特別に利用させてもらったことがある
    (しかも、検証してようにかなり期間を延長してもらえた)
  • 資料を提供してくれるだけでなく、営業さんが丁寧に説明にきたことも
    (企業としては営業活動なので、受注に繋げていきたい)

RFP(提案依頼書

  • RFPを出す側は、しっかり自分たちが欲しい機能などをまとめないと痛い目に会う可能性がある。
    (想像していない機能で、過不足が起こる可能性)
  • その分野について詳しくない状態でRFPを発行すると、足元を見られる可能性も
  • 自社では作れないものを調達できる上、複数の会社と比較できるから質の高いものが作れる可能性も。

ぐぬぬ、難しいでござるがRFIとRFPの違いはなんとなくわかったでござる。

はい。とりあえずはなんとなくでOKだと思います。具体的な話は業務で実際に扱う時でOKだと思います。

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