RPAって何?無料で使えるツールも使って説明します。
おさむらいさん、RPAって知ってますか?
ドラクエとかエフエフのようなゲームのことでござるか?
FF16の新作が楽しみでござる!!
それはRPG(ロールプレイングゲーム)ですね・・・
RPAは「Robotic Process Automation」の略称で、パソコンのルーチン作業をロボットに代行してもらうことです。
近未来的でござるな!!SFのジャンルも好きでござる!!
ということで、今回はRPAについて説明しますね。
RPAは機械じゃなくてソフトウェア

最初からおさむらいさんの夢を壊すことになりますが、RPAは物理的なロボットが動くわけではありません。
ロボットと言ったじゃないですかー。ウソつきでござる!
(私に言われても・・・)
RPAはパソコン操作を、自動で代行してくれるソフトウェアになります。
と、言われても、どういう感じのものでござるか?
みんな日常的に、エクセルやWEB画面を操作しますよね。そういったマウスの操作やキーボードの操作等をしてくれるんです。人間に変わってソフトウェアが人間のように操作するので、「ロボット」という言葉が付いてる感じです。
じゃあ、目には見えないけどロボットはいるでござるね!
RPAは何ができるのか?

でも、エクセルやWEB画面の操作をわざわざロボットにしてもらう必要があるでござるか?
答えは「作業内容による」です。
RPAが真価を発揮するのは、定型作業(ルーチンワーク)です。
例えば、〇〇というメールを受信したら、その情報を専用のWEB画面に入力するという仕事があるとします。
なんとなく、事務職の方がやっていそうなイメージでござる。
そのようなものが、毎日何十件も同じメールが飛んできて、何度もWEB画面に入力していたら大変ですよね。
そんな時に・・・
そう!RPA!
こういう定型作業をRPAに代行してもらうことで、人間が他の仕事に集中したりできるわけです。
でも、人の仕事が奪われるでござるなぁ・・・
正直そういう側面は大いにあります。なので、人間は定型作業ではないところで能力を発揮していくことを求められているのかもしれませんね。
クライアント型とサーバー型など色んな製品がある

ちなみに、RPAにはパソコン単体で動くものと、サーバータイプのものがあります。
サーバーのやつってイメージが付かないでござる・・・
イメージとしては、サーバー内にRPAのプログラムがあり、作業を行いたいパソコンに対してロボットを派遣して動かすような感じです。
それぞれのメリットは以下みたいな感じです。
クライアント型
メリット
- 導入コストが安い
- 直感的な画面で素早く作れる
- 定型作業が変更になったら、現場ですぐに変更できる。
デメリット
- 野良ロボットが量産される可能性がある
- 会社内で同じ作業をするロボットが複数存在したりする可能性
- RPAツールのライセンス管理も端末ごとに実施
サーバー型
メリット
- サーバーでロボットを把握しているので野良ロボットが少ない
- 他のロボットの機能を再利用することができる
- ライセンス管理も集約している
デメリット
- サーバーの準備も含めてお金がかかる
- ロボットを作るのにスキルが必要なことも
- ロボットを作るのに時間がかかりがち
UiPath Community Editionを使ってみる
では、実際にRPAがどんなものなのか、RPA製品の一つである「UiPath Community Edition」で見ていきましょう。
よろしくでござる。
ソフトの詳細や使い方は割愛しますが、適当にGoogleカレンダーに予定を入力するロボットを作りました。

こんな画面で、PC上で何をどう設定するのか決めていき、矢印でプロセスをつないでいきます。
プログラムって感じじゃなくて、「設定」ってかんじでござるね!
そして作ったロボットを動かすと、動画のように勝手にPCが動いて操作してくれます。
勝手にパソコンが動いているでござる・・・
今回は、本当に簡単な例でしたが
・エクセルの予定表をスケジュール管理ソフトに転記したい
・一つの情報を複数のシステムに入力したい
・取得したエクセルのデータ情報を整理して、決まったデータを抽出したい
こんなこともできますので、ぜひ、定型作業が多いと感じている方は使ってみてくださいね。
私の仕事のすべてをロボット化するでござる!!