仮想サーバーってなに?
今回、Linuxサーバで開発を勉強してみようかな。まずは仮想サーバーを立てて・・・
りょうじ殿!仮想サーバーってなんでござるか!?
おぉう。凄い勢いですね。
どうしたんです?やる気満々ですね。
日に日にITへの知識欲がわいてくるでござる!!スーパーITマンになるでござる!
それで、仮想サーバーってなんでござるか?
(あ、暑苦しい・・・)
分かりました!今回は、仮想サーバーについて熱く語っていきましょう!!楽しい分野ですよ!!
仮想サーバーとは
仮想サーバーとは、一台のサーバー上に複数のOSを起動できるようにする仕組みです。
OSって、一つのPCやサーバに、一つ乗っているやつでござるな?
はい。基本的にはそうです。
過去にこちらで話をしましたね。
仮想サーバは以下のような感じです。

複数のサーバーを違うOSで配置できるわけでござるな!
これって、どれくらいの数まで仮想サーバーを並列で設置出来るでござる?
その辺りは、物理的なサーバのスペック次第ですね。
大量のHDDで、高性能のCPUを積んでいて、容量のあるメモリを積んでおく必要があります。
例えば、WindowsのOSは、メモリは4GByteはほしいところです。
もし、WindowsのOSを4つ起動させたい場合は16GByte以上のメモリが必要になります。
ううむ。お金がかかるでござるな・・・
仮想サーバのメリット・デメリット
では、ここでは仮想サーバのメリットデメリットをお伝えします。
メリット
・複数の物理サーバーを買うより安くなりやすい
・メモリやCPUなどのリソース配分を仮想化ソフトでコントロールできるので、スペックの調整がしやすい
・サービスを終了するときに、物理サーバーを他に使いまわせられる
デメリット
・機械的な故障があった場合、仮想サーバー全体に影響を及ぼす可能性がある。
・仮想化ソフトやネットワークなどの設定にひと工夫が必要。
・オーバーヘッドで性能が少し落ちがち(CPUやメモリなどが複数の仮想OSを相手にするので、処理が増える)
ふむふむ。善し悪しがあると。。。
例えばクラウドサービスでサーバーを借りた時も、この技術が使われていたりします。
ハイスペックで大容量のサーバーが沢山あって、仮想化OSを利用者に配布するようなイメージです。
もはや一般的な技術で、どこでも使われています。
仮想サーバを試しに使ってみたい
情熱があるうちに、勉強をつづけたいでござる!仮想サーバーって簡単に利用できるでござるか?
できますよ。
Windowsパソコンの場合、以下の物を使うことができます。
VirtualBox

比較的簡単に仮想マシン(サーバー)を立てることが出来るツール。
VMware Workstation Player

仮想化技術で昔から有名な企業。無料試用版もある。
Hyper-V

Windowsの標準機能(pro以上)に搭載されている機能。
個人的には、「VirtualBox」が使いやすくてお勧めです。
分かったでござる!!とりあえずはVirtualBoxについて調べてやってみるでござる!!
うぉぉぉ!!
仮想化技術は、便利な一方、初心者には複雑な技術です。このため、最初は図書などの手順通りにやってみることをお勧めしてます。