メモリと内蔵ストレージ(HDDやSSD)は何が違うの?
年々、パソコンやスマホのスペックは上がっていっていますよね。
パソコンのカタログや商品を見ていると、いろんな情報が書いてあります。
今回は、メモリと内蔵ストレージ(HDD,SSD)の違いをざくっとご紹介します。
よくネットで検索すると、メモリ8Gbyte、SSD128Gbyteとか見るでござる。
お侍さんは、違いは分かりますか?
ううむ?とにかく数字が大きい方がハイスペックなのだろう?
そうです。数字が大きいほど、大容量という点ではあっています。
しかし、それだけじゃない能力や役割の違いがあるのです。

メモリ | HDD | SSD | |
---|---|---|---|
役割 | データをCPUに渡す | データをメモリに渡す | データをメモリに渡す |
データの処理速度 | 早い | 遅い | HDDより早い |
パーツの値段 | 高い | 安価 | HDDより高い |
特徴 | 電流が流れていないとデータが消える | 電流がなくてもデータが消えない | 電流がなくてもデータが消えない |
上のように、メモリとHDD ,SSDは役割やデータの処理速度が違うのです。
メモリは処理速度が早いですが、電流が流れていないと(PCをシャットダウンすると)データが消えてしまします。
このため、処理速度は遅いですが安価で、電流が無い時も保存が可能なHDD,SSDにデータを保存するのです。
なるほど。この役割を意識してPCを買えばいいのだな。
しかし、どの程度の容量のものを買えばいいのでござるか?
この記事作成時点で、以下の用途に合わせて購入すればいいと思います。(個人の考えです)
・動作が遅くてもいいから、PCが使えればいい
➡ メモリ: 4Gbyte以上、内蔵ストレージ:64Gbyte以上
・ExcelやWordなど事務作業をする
➡ メモリ:8Gbyte以上、内蔵ストレージ:128Gbyte以上
・映像や画像の加工をする
➡ メモリ:16Gbite以上、内蔵ストレージ:とにかく沢山
他にもCPUの能力などもありますが、新品のPCを買うときの基準は上記のような感じです。
画像や動画などの処理するデータが多くなるほど、メモリも大きくすることをお勧めします。