グローバルIPアドレスとローカルIPアドレスの違いとは?
お侍さんは、自宅でもスマホでネット見てる?
もちろんでござるよ!外では5G通信でTiktokを見て、自宅ではWifiでYouTubeを見てるでござる!
(現代社会に適応してるな・・・)
じゃあ、WifiではローカルIPアドレスを利用しているってことを知ってるかな?
むむむ?
正直知らないでござる。知らない間に「ろぉかるIPあどれす」を使ってるのでござるか?
では、今回はローカルIPアドレスとグローバルIPアドレスの違いをざくっと解説しますね。
情報技術者試験などでもよく出てくる話なので、ITに携わる人には知っておいてほしい内容です!
IPアドレスとは?
IPアドレスについては、過去記事にもしたけども通信端末の住所みたいなものだよ。
うーん。あまり覚えていないでござる・・・

過去の記事はこちらから
家にお手紙が届く時は、住所を元に届くでしょ?それと同じようにインターネット通信もIPアドレスという住所を元に情報が届くんです。
じゃあスマホもPCも、IPアドレスを持っているでござるか?いつのまに・・・
そしてIPアドレスにはグローバル(広域)なものとローカル(狭域)のものがあります。
グローバルIPアドレスとローカルIPアドレス
まずグローバルとローカルの違いですが、以下図のような感じになっていることが多いです。

キャリアと契約しているスマホや光回線はグローバル。家や会社内のWifiやLANケーブルに繋がっているものが、ローカルでござるか?
大体あってます。一部そういう構成じゃない場合もあるけど、殆どがそんな感じです。
でも、面倒でござるな。グローバルもローカルも区分けする理由ってあるのでござる?
なぜ、グローバルIPアドレスだけではダメなのか?
一見すると、ローカルIPアドレスを無くしてグローバルだけにすればいいじゃないか、と思うかもしれません。
けれども、グローバルとローカルで分ける理由は以下のような理由があります。
①IPアドレスが枯渇しそうな時代があった

IPアドレスはアドレスの数が枯渇しそうになったことがあるんだ
えぇ!なんででござる?
それはIPv4という規格が使われていたんだけど、使えるアドレスは43億個ほどなんだ。
でも、今は世界の人口は80億人以上。一人が所持しているデバイスも多数ということで、到底IPアドレスが足りなくなったんだ。
ネットが使えなくなると困るでござる・・・
そうなんだ。なので、限りあるグローバルIPアドレスからローカルIPアドレスに展開することで、沢山のデバイスがタコ足配線のようにインターネットにつなぐことができるんだ!
なるほどでござる!でも、それでもグローバルIPアドレスは枯渇しないでござるか?
実は、かなり昔からIPv6という規格が作られ、運用されているんだ。こちらは340潤のアドレスを作ることができるから、グローバルIPアドレスが枯渇する問題は、そちらの面でも回避されているんだ
ほぼ無限に近い数でござるね!?
②一定の範囲内の通信を外に出したくない
グローバルIPアドレスを使うと、プロバイダなどを経由して通信することになります。
でもローカルIPアドレスを使って社内のサーバなどを操作する場合は、グローバルなところに通信しないんです。
それはどんな意味があるでござる?
自分たちの手元だけで情報を操作するから、通信を外部に傍受される危険性が格段に減ります。
また、わざわざ近くにある端末にデータを送るのに、一度世界中のインターネット通信に行ってしまうと処理も遅くなったりもする場合もあります。
なるほど!外部サーバには飛行機で移動して、社内のPC間の通信だと走ればいいみたいな感じでござるね!
お、おぅ・・・(あっているような、あっていないような)
③ローカルネットワークで大量のデバイスを気軽に接続できる
ルータやWifi機器を使ってローカルネットワークを構築するんだけど、したことありますよね?
もちろんでござる!「Osamurai-san-SAIKYO(Wifi)」という名前の電波にパスワードを入れて使ってるでござる。
(だせぇ・・・)ローカルネットワークだとお侍さんがやっているように、気軽に端末を接続してインターネット接続できるんだ。
これを一つ一つキャリア契約して、グローバルIPアドレスを各端末に設定すると・・・
お金がかかりすぎて破産するでござるぅ・・・
という訳で、ローカルネットワークを使うことで、節約にもなります。
私は節約のために、外出先では格安シムを使い、自宅ではアパート無いなら無料で使える自宅Wifiを使ってます。
情報技術者の試験に役立つだけでなく、日々の生活でも節約に繋がる考え方なので、ぜひ多くの方に勉強してほしい物です!