(TEL中)このプロジェクトは、B to B向けの案件なので、顧客のターゲッティングをユーザーとfix しといてください。
り、りょうじ殿。急に呪文を唱えだしてどうしたでござるか・・・?
お疲れ様です、お侍さん。
実は、同僚と電話をしていたのですが、ITの横文字が好きな人だったので、相手に合わせて使っていたんですよ。
IT業界では、それが普通でござるか?
会社・部署・人で、どれだけ専門用語や横文字を使うかは違いますね。
まずは、話を何となく理解するために、よく使われる言葉だけざくっと解説しましょう!
業界っぽい用語 | ざくっとした意味 |
---|---|
アウトソース(アウトソーシング) | 外部発注の意味。プログラムや設計書等を外部の取引先に依頼すること。 |
エンドユーザー | そのシステムを利用する人。 お客さんとは限らない。(お客さんが第三者にサービスを提供したい場合もある) |
カットオーバー | 新しいシステムを公開すること。 同じような言葉でサービスインという言い方もある。 |
ターゲティング | そのシステムやサービスを利用する層(年齢、性別、業種など)を定めること。 |
デプロイ | サーバにプログラムや機能を配置すること。 本番機やテスト機などに配置する際に、特に言う。 |
クライアント | 顧客の意味。 クライアントPCだと、通常のパソコンのようなイメージになる。 |
フィックス | 根回しをした結果、誰かと何かを合意した感じ。 |
ペンディング | 保留や先送りという意味。 ペンディングの方が、言葉がかっこいいので、何となく上司に容赦されそうなイメージ。 |
リソース | 人・物・金などの資源の事を指す。このため、「開発リソースが足りない」と言う場合、「人や技術不足」というイメージ。 |
リリース | システムやサービスを利用者の公開する。 |
リスケ | スケジュールや締め切りを再設定する。 |
・・・これって日本語じゃだめでござるか?
・・・
・・・基本、日本語でOKです。
但し、ITの用語や仕組みは、米国発祥の物が多いので、英語に慣れておくことはITの理解に繋がりやすくなります。
また、その業界や職場での共通言語は理解しておかないと、内容を食い違ってしまうこともあります。
面倒かもしれませんが、それぞれの意味を使っていく中で言葉を検索して、意味を理解していきましょう!